今辛いのは未来の幸せのため「幸せのちから」 -Netflixおすすめ映画
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不幸になるためにいきてる人はいない。
人は皆幸せになるためにいきています。が長い人生の中で幸せを感じるときがどれくらいあるでしょうか?
生きていると辛いこと悲しいことも起きます。しかし、辛い時期のその色の濃さが濃ければ濃いほど、幸せになった時の感動は大きいのかもしれません。
予告
英語版の予告
The Pursuit Of Happyness (2006) - Trailer
日本語版(画質がよくありません)
あらすじ
時は1980年代のサンフランシスコ。ウィル・スミス演じるクリス・ガードナーは医療機器販売のセールスマンだったが、商品が全く売れず、収入もなくなり、妻のパートで何とか食いつなぐものの、家賃さえ払えなくなってしまう。もう一緒に住んでいられないと、妻も彼の元を去った。彼には一人息子のクリストファーがいる。貧しい生活から脱して息子を幸せにしてやりたい、またクリス自身父親を知らず育ってきたため寂しい思いをさせたくない、その一心から彼は文字通り全力で奮闘するのだった。
「どん底」まで落ちる
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辛いことがある度に泣き虫の私はシクシクと泣きましたが、彼の辛さを考えるとそれはもしかしたら自分の「底」の辛さではないのかも、と思ってしまいます。
この映画の主人公である、ウィル・スミス演じるクリスの不幸はまた一味違います。
彼は妻と一人息子と共に生活する父親。
彼に、それはもう次々に不幸が起こります。あー見ていて辛いよ父ちゃんと思ってしまうくらいに。
クリスは病院に訪問販売していました。
しかし、その医療機器も不景気で全く売れない。
路上路駐していた車がレッカーで運ばれるが、違反金を支払えず取り戻せない。
販売していた医療機器を道端のヒッピーに預けたら持ち逃げされるわ、
収入がないから妻にも逃げられ、
残された子供の保育所にも預けることすらできなくなる。
更には滞納していた家賃も払えず家から追い出され、住む場所がなく、ホームレスのシェルターへ、そこにも泊まれないと駅のトイレ、教会を転々とするホームレスの生活を行う。
今日自分と息子が生きて明日を迎えられるのか、明日どこで過ごすのか、全く先が見えない生活の中で、彼は父親として息子のために奮闘するのです。
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それでも下を見ることなく、前向きに。
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ボクシングなら、もう殴られ殴られ続け、ダウンして、やっと起き上がってるところをさらに土留めをされ、もう試合を続けるのは無理なのに、それでも立ち上がる。
立ち上がって、相手の隙を見て大きな一発を決めてやろう、っていう思いがまだあるんです彼には。だって負けて諦めてしまったら、息子が幸せになる道もなくなってしまうから。
彼は最終的にブローカーになり億万長者となりますが、それは彼が諦めずに貪欲に努力し続けた結果。
高卒で学歴はない、天才とも言えないけれど、「努力」と「1秒たりとも無駄にしない姿勢」は彼の人生を最終的に成功させた才能です。
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もう私には無理だ、最悪な状況に陥ったときに、見ると元気になる映画です。
ピンチはチャンス、ピンチはチャンス。
実話のクリスの衝撃的な生い立ちはこちら
映画ではクリスの医療機器が色々な人に奪われ、偶然にも再開し、クリスが取り返すシーンがありましたが、あれも実話なんでしょうか。
幸せのかたちをご視聴されたい方は30日間無料のNetflixをおすすめします。
どんなに不幸が襲っても何度も立ち上がり小さなチャンスから成功を納めた父親の姿はかっこいいです。